パッションフルーツ由来ポリフェノールが長寿遺伝子の発現を増加

健康食品/サプリメント

 森永製菓は5月9日、パッションフルーツ由来ポリフェノール成分の摂取群でサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)発現が増加することを確認したと発表した。

 研究では、20~60代の基礎疾患がない成人男女(BMI20~45)を対象に、1日あたりにパッションフルーツ由来ポリフェノール成分を100mg含む飲料を2週間にわたって摂取させ、血中のサーチュイン遺伝子発現量の変化をプラセボ飲料摂取の場合と比較した。

 その結果、参加者全員(281人)を対象とした解析で、プラセボ群と比較して、同成分の摂取群では摂取1週間後にサーチュイン遺伝子発現が有意に増加した。また、BMIが30以上の参加者でも摂取1週間、60代の参加者では摂取1~2週間後に同成分摂取群でサーチュイン遺伝子発現の有意な増加が見られた。

 男女別の解析を見ると、BMIが30以上の男性、女性全体、BMIが20以上25未満の女性で、摂取1週間後に同成分摂取群でサーチュイン遺伝子発現の有意な増加を確認。さらに、閉経後女性では摂取1~2週間後に有意な増加が見られた。

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