食品/飲料

良好な口腔環境が腸内環境の安定に影響

ライオンは11月18日、サイキンソーとの共同研究により、口腔内細菌「ナイセリア(Neisseria属)」が口内フローラに多い人は、腸内フローラの多様性が高く、腸内環境も良好である可能性が示唆されたと発表した。 さらに、「ヴェイロネラ(Vei...
健康食品/サプリメント

2025年国内サプリメント市場 前年比0.4%増の1兆876億円の見込み

富士経済がこのほど発表した調査結果によると、2025年の国内サプリメント市場は1兆876億円(前年比0.4%増)で着地すると見込まれている。 2024年は、コロナ禍の収束に伴って健康ニーズに落ち着き、通信販売を中⼼とした新規顧客の減少などで...
健康食品/サプリメント

健康⾷品の受託製造市場、2025年度は1.8%増の1,793億円の見込み

矢野経済研究所が発表した健康⾷品の受託製造市場に関する調査結果によると、2024年度は前年⽐2.2%増の1,761億3,000万円となり、2025年度は同1.8%増の1,793億円が見込まれる。 市場拡⼤の主な要因として、インバウンドを含む...
化粧品・美容関連

花王、AI技術で77項⽬の「肌」評価を実現

花王はこのほど、独⾃開発した肌評価AI「Kirei肌AI」をバージョンアップし、これまで専⽤機器でしか取得できなかった肌内部の状態まで推定する機能を付加して、従来の約5倍に当たる77項⽬の肌に関する評価が可能になったと発表した。 これにより...
食品/飲料

⼤塚製薬と国⽴循環器病研究センター、アプリを用いた「減塩」⾏動変容を共同研究

⼤塚製薬はこのほど、国⽴循環器病研究センターと、⼼不全または⾼⾎圧症の外来患者を対象に、⼼臓リハビリテーション参加中の栄養モニタリングアプリ「Vivoo」を活⽤した減塩に対する⾏動変容に関する共同研究を行うと発表した。 今回の研究では、⼼疾...
食品/飲料

大豆イソフラボン・黒豆ポリフェノールの併用摂取 更年期周辺女性の「睡眠の質」を改善

フジッコは11月5日、跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメント学科の石渡尚子教授との共同研究により、松本ヘルス・ラボ(長野県松本市)で実施した臨床試験で、大豆イソフラボンと黒豆ポリフェノールの併用摂取が、更年期周辺女性の睡眠の質...
食品/飲料

ヨーグルトが唾液中の抗菌物質に影響

明治は11月4日、神奈川⻭科⼤学副学⻑環境病理学の槻⽊恵⼀教授らのグループと実施した⾼齢者施設の職員を対象とした観察研究により、特定の乳酸菌で発酵したヨーグルトの継続摂取者は⾮摂取者と比べて唾液中の抗菌物質が多いことなどを確認したと発表した...
寄稿・ブログ

【寄稿/第52回】乳酸菌生産物質の製造の特徴⑨ 大腸発酵タンクのしくみ

(株)光英科学研究所 代表取締役会長村田 公英 氏善玉菌にとって容易でない栄養物の摂取 前回は、工場の発酵タンクと私たちの体内にある大腸発酵タンクの中で腸内細菌群が発酵するための栄養物(エサ)をどのように摂取しているか、その違いを話した。今...
食品/飲料

加⼯した昆布の摂取が胆汁酸の産⽣促進

フジッコは10月22日、20〜63歳の健常者を対象とした臨床試験により、加⼯した昆布を摂取した人で、腸内細菌によって産⽣される胆汁酸が増加することを確認したと発表した。 加熱処理によって、佃煮や塩昆布に含まれる⾷物繊維と同程度に低分⼦化した...
食品/飲料

ガム咀嚼と通いの場の組み合わせ 介護費を年間1.2兆円抑制の可能性

ロッテは10月21日、愛知県豊田市で実施した実証事業を基に、ガム咀嚼を含む口のエクササイズと、通いの場を組み合わせた「予防介入プログラム」の普及がもたらす介護費抑制効果を推計したところ、期待される1人当たりの介護費抑制効果が年間約4.2万円...