食品/飲料

植物由来フェルラ酸から「バニリン」を生成する酵素を開発

東京理科大学創域理工学部生命生物科学科の古屋俊樹教授らの研究グループは5月16日、酵素タンパク質を分子進化させることで、植物由来フェルラ酸から一段階で「バニリン」を生成する酵素の開発に成功したと発表した。  バニラアイスクリームやシュークリ...
その他

東京理科大、抗炎症・抗肥満作用を持つメントール誘導体を開発

東京理科大学先進工学部生命システム工学科の有村源一郎教授らの研究グループは5月15日、抗炎症・抗肥満作用を持つメントール誘導体を開発したと発表した。  ミントの香気成分の東京理科大学先進工学部生命システム工学科は、抗炎症薬として古くから用い...
食品/飲料

紅藻「シゾン」が効率的に乳酸を生産

明治大学大学院農学研究科環境バイオテクノロジー研究室の伊東昇紀助教、小山内崇准教授らの研究グループは5月14日、微細藻類の1種である「シゾン」が、ほかの微細藻類よりも効率的に乳酸を生産することを見いだしたと発表した。  乳酸は食品添加物や医...
その他

6~7時間の睡眠が減量効果を最大化

RIZAPは5月13日、志村哲祥医師(東京医科大学)らの研究グループと「睡眠時間がダイエット効果に与える影響の分析」に関する共同研究を実施し、週平均6~7時間の睡眠時間が運動・食事指導プログラムの減量効果を最大化することを確認したと発表した...
健康食品/サプリメント

イソマルトオリゴ糖を分解する細菌酵素の立体構造を解明~静岡大

静岡大学グリーン科学技術研究所生物分子機能研究コア/農学部・宮崎剛亜准教授の研究グループは5月10日、プレバイオティクスのイソマルトオリゴ糖を分解する細菌由来酵素の分子構造を解析し、イソマルトオリゴ糖のα-1,6結合を特異的に認識してグルコ...
健康食品/サプリメント

パッションフルーツ由来ポリフェノールが長寿遺伝子の発現を増加

森永製菓は5月9日、パッションフルーツ由来ポリフェノール成分の摂取群でサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)発現が増加することを確認したと発表した。  研究では、20~60代の基礎疾患がない成人男女(BMI20~45)を対象に、1日あたりにパッシ...
食品/飲料

腸内乳酸菌による脂肪酸代謝産物に抗炎症作用

東京理科大学は5月7日、先進工学部生命システム工学科の西山千春教授らの研究グループが、腸内細菌の代謝産物が免疫応答に及ぼす影響について調査し、脂肪酸代謝産物のエノン脂肪酸が樹状細胞の炎症反応を抑制することや、ほかの代謝産物と比べてγKeto...
その他

肺由来エクソソームを含む細胞の分泌物に高い抗炎症作用

東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター次世代創薬研究部の研究グループは5月7日、細菌性肺炎やウイルス性肺炎などによって生じる致死的な急性肺傷害(ALI)に対し、肺由来細胞が分泌するエクソソームを含む細胞外小胞(EVs)が、リン脂質結合タン...
寄稿・ブログ

【寄稿/第34回】腸内細菌代謝産物と純正醍醐論

(株)光英科学研究所 代表取締役会長 村田 公英 氏 腸内で「自前の醍醐」をつくり出す  NHK人気番組「チコちゃんに叱られる」でも紹介された、2500年前に古代インドで珍重された保存食品として仏典にまで記載されている「醍醐」について、前回...
食品/飲料

ヨーグルトの摂取頻度がNK細胞活性化に関連

明治はこのほど、成⼈を対象に、免疫指標と⽣活習慣の関連性を観察研究によって調査した結果、ヨーグルトの摂取頻度の⾼さが、免疫細胞(NK細胞)の活性化と関連性があることが⽰唆されたと発表した。  今回の研究により、ヨーグルトの摂取習慣がないグル...