健康食品産業協議会、CBD原料・製品の適法性確認を要請

食品/飲料

 健康食品業界の横断的な組織の健康食品産業協議会は9月3日、サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史前会長が購入したサプリメントに、有害物質のTHC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれていた問題を受けて、CBD原料やこれを配合した製品を取り扱っている企業に対し、適法性の確認を要請した。

 同協議会は、サントリーHDの事案について「極めて重大な関心をもって受け止めて」いるとしている。「個人の行為に関するものであり、当該製品がサントリーグループの商品ではない」としつつも、「業界全体としての信頼性にも影響を及ぼしかねない事案である」との認識を示した。

 同協議会の会員企業に向けて、CBD関連の原料・製品の適法性について確認するよう求めた。

 同協議会は、 日本健康・栄養食品協会など主要な健康食品分野の5団体で構成。CBDサプリメントを販売する企業も会員として参画している。

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