「サプリメント」から「バランス栄養食品」などへ移行か

食品/飲料

 マーケティングリサーチのアスマークが12月18日発表した「健康⾷品に関するアンケート調査(2024年版)」の結果から、消費者が摂取している健康食品は「サプリメント」が減少し、「バランス栄養食品」などが増加している様子が浮かび上がった。

 調査は11⽉26⽇〜28⽇、全国30〜69歳男⼥で健康⾷品を⾃分で購⼊し、週に1⽇以上摂取している人を対象に実施した(800サンプル)。

 摂取している健康食品の種類は、2015年と同じ「サプリメント」が最も多かったが、11pt減少した。一方、10pt以上増加したのは、「バランス栄養⾷品」(24pt増)、「お茶」(14pt増)、「乳製品」(19pt増)、「発酵⾷品」(19pt増)。

 男性30代では「栄養ドリンク」、男性40代では「お茶以外の清涼飲料」、⼥性40代では「お茶」「発酵⾷品」、⼥性60代では「乳酸品」「発酵⾷品」が⾼かった。

 保健機能⾷品の「特定保健⽤⾷品」「栄養機能⾷品」「機能性表⽰⾷品」の違いに対する認識については、2015年と比較して、「違いを認識している(計)」が7pt増となった。また、「なんとなく認識しているが、何が違うか説明できない」が6pt減少し、「ある程度違いを認識している」が6pt増加した。

 男性30代では「ある程度違いを認識している」の選択率が⾼く、⼥性60代も「認識しているが、何が違うか説明できない」で高くなる傾向にあった。

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