国立がん研究センターはこのほど、コホート研究により、「健康な食事」を順守した場合、男女とも死亡するリスクの低下が認められたと発表した。
研究は、1995年と98年に全国の11地域に在住していた45~74歳のうち、食物摂取頻度調査票に回答した男女約8万7000人を対象に、2018年まで追跡して実施。主食(ごはん・パン・麺などの穀類)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品)・副菜(野菜・いも・きのこ・海藻)に加え、牛乳・乳製品や果物、食塩相当量の摂取目安も示した厚労省の「健康な食事」の順守状況と死亡との関連を調べた。
その結果、男女とも「健康な食事」の順守度が高いほど、全死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡のリスクが低かった。
「健康な食事」の順守得点が最も低いグループと比べて最も高いグループでは、全死亡のリスクが男性で14%、女性で8%低下していた。
男性の場合、「健康な食事」への順守度が高いほど、がん死亡、循環器疾患死亡、心疾患死亡のリスクも低かった。
コメント