厚生労働省は3月23日、「食薬区分」の改正案を公表した。
改正案によると、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に「コイケマ(部位:塊根)」と「D-β-ヒドロキシ酪酸」の2件を追加。「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」には「ヒドロキシカルボデナフィル」の1件を追加する考えだ。
コイケマはガガイモ科の植物。また、D-β-ヒドロキシ酪酸は牛乳やレバーなどに含まれる。どちらの成分・素材も海外ではサプリメントに配合されているが、これまでのところ、特段の健康被害は報告されていないという。また毒性も低いことから、厚労省では食品への使用は妥当と判断している。
(木村 祐作)
コメント