カカオフラバノール30㎎のココアに皮膚血流量や皮膚温度の改善作用

「食」の機能性

 森永製菓(株)は9日、ヒト試験によって、カカオフラバノール30㎎を含むココアに、皮膚血流量や皮膚温度の改善作用があることを確認したと発表した。

 試験の参加者は、20歳から60歳未満の健康な男女27人。カカオ分70%の調整ココア粉末20gを湯に溶かしたもの(試験食品:カカオフラバノール30㎎含有)と、ココア風味粉末20gを湯に溶かしたもの(プラセボ:同0mg)を用いて、ランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験を実施した。

 レーザー光による皮膚血流量の測定、サーモグラフィーカメラによる皮膚温度の測定、体感VASアンケートの結果、試験食品の飲用により、皮膚血流量が40~60分の間に有意に高まることを確認。皮膚温度も有意に高く推移したと報告している。

コメント