徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域医科学部門メディカルAIデータサイエンス分野の渡邊毅助教、藤田医科大学医療科学部研究推進ユニット予防医科学分野の藤井亮輔講師らの研究グループはこのほど、大規模調査データを用いて、コーヒー摂取と腎機能の関係を解析した結果、コーヒーと腎機能の関係には、コーヒー摂取行動やカフェイン代謝に関連する遺伝的多型が影響することが示唆されたと発表した。
コーヒーはこれまでに心臓病やがん、糖尿病などのリスクを下げる可能性があることが報告されている。腎機能は高血圧や高血糖といった心血管代謝系のリスク因子と密接に関連しているため、コーヒーが腎機能に対しても保護的に働く可能性が考えられるが、一貫した結果が得られてなかった。


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