埼玉県は7月28日、個人輸入したサプリメントの摂取によって健康被害が発生したと発表した。
シンガポールから『Penisole(ペニソール)』という商品名のサプリメントを個人輸入して使用した県民が、腹痛や手の震え、吐き毛などを訴えて医療機関を受診し、鉛中毒と診断された。同商品の服用を中止して治療を行った結果、体調は回復しているという。
同商品には医薬品成分の「Withania Somnifera(アシュワガンダ)」、「Hyoscyamus niger(ヒヨス)」が表示されていた。埼玉県衛生研究所で検査したところ、1カプセルあたりに12mgの鉛が検出された。
県は、同商品の購入や使用を中止するように呼びかけている。
(木村 祐作)
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