消費者庁の伊藤明子長官は1月27日に開かれた定例記者会見で、特定保健用食品(トクホ)制度について「年度内に取りまとめられる運用の方向性を踏まえて、必要に応じて令和3(2021)年度以降に具体的な検討を行いたい」と述べた。
「(検討会の)委員からいろんな観点から指摘をいただいていることは事実だが、いろいろと多方面でトクホ自体についても議論している」と説明。トクホ制度を活性化するために、「どのような方向で制度をうまく育てていくかという観点が必要」と話した。
写真:記者会見する消費者庁の伊藤長官
(木村 祐作)
コメント