ヨーグルトの摂取頻度が呼吸器感染症の罹患割合に影響か

「食」の機能性

 明治と明治ホールディングスは6月3日、観察研究によって、ヨーグルトの摂取頻度が高いほど、呼吸器感染症の罹患者の割合が低く、疲労感・睡眠の質に関するQOLが高いことを確認したと発表した。

 約7,000人を対象に観察研究を実施した結果、ヨーグルトの過去1年間の摂取頻度が高いほど、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、風邪症候群などの罹患者の割合が低いことが示された。

 摂取継続年数が長いほど、これらの呼吸器感染症の罹患者の割合が低いことも確認したという。

 また、ヨーグルトの過去1年間の摂取頻度が高いほど、過去1カ月間の疲労、ストレス、気分の落ち込みを感じる頻度が低くなる傾向が見られた。さらに、自覚的な睡眠の質が高くなり、QOLが高くなる傾向も示されたと報告している。

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