厚生労働省が5月31日発表した2021年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果によると、健康食品44製品のうち4製品から医薬品成分が検出された。
調査期間は21年9月15日~22年2月4日。インターネット上で販売されていた合計74製品(健康食品44製品、海外製医薬品30品目)を対象に実施した。健康食品については、強壮系、痩身系、筋肉増強系の製品を対象とした。
その結果、健康食品の強壮系3製品(製品名『ロイヤルハニー』『ヨヒンビン HC』『プライムモンスター』)から、医薬品成分のタダラフィルが検出された。痩身系1製品(同『ヘルプボディースリム』)からはシブトラミンが検出された。
海外製医薬品については、表示と異なる医薬品成分は検出されなかった。
同省は、医薬品成分が検出された製品を購入した消費者に向けて、直ちに使用を中止し、健康被害が疑われる場合には速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。
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