免疫機能を亢進する乳酸菌の特許を取得

「食」の機能性

 (株)ぐるなび(東京都千代田区)は6月28日、東京工業大学との共同研究により、「免疫賦活化作用を有する乳酸菌」(発明の名称)の特許を取得したと発表した。

 研究グループは、秋田のいぶりたくあんから得られた乳酸菌株と、同種の基準株を用いて免疫調整機能を比較。マウスの脾臓細胞に乳酸菌の死菌体を添加し、免疫機能を亢進するインターロイキン-12の産生誘導量を評価した。

 その結果、同種の基準株と比べ、いぶりたくあんから取得した乳酸菌株では、インターロイキン-12の誘導量が14~24倍も増加することがわかったという。この乳酸菌が高い免疫賦活化作用を持つことを見いだしたと説明している。

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