厚生労働省は4月19日、ネット通販で売られている健康食品などを分析した結果、健康食品4品から医薬品成分が検出されたと発表した。
2019年12月23日~20年3月31日の期間、ネット通販で売られていた健康食品34品と海外製医薬品50品を買い上げて含有成分を分析。その結果、健康食品4品から医薬品成分が検出された。問題の製品は「GOODMAN ペニス増大カプセル」(サイト名:精力屋ドットコム)、「コンフィド(ED・勃起不全)」(同:くすりエクスプレス)、「エクステンド」(同:お薬ラボ)、「黒砲(黒炮)ブラックガン60」(同:さくら堂)。
特に「黒砲(黒炮)ブラックガン60」は、国内承認済み勃起不全治療薬の最大用量(20㎎)の3倍に当たる医薬品成分(タダラフィル)を含むことから、注意を呼びかけている。
海外製医薬品の50品については、製品パッケージの表示にない医薬品成分は確認されなかった。
(木村 祐作)
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