「イチイ」は全部位が「専ら医薬品リスト」に
厚生労働省は10月25日、「食薬区分における成分本質(原材料)の取り扱いの例示」(食薬区分リスト)の一部改正(案)を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。
「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に、化学物質の「N-フェニルプロポキシフェニルカルボデナフィル」を追加する。
使用部位の改正は、「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」の「イチイ(アララギ)」について、現行の「枝・心材・葉」を「全草」に変更する。「果実は非医」は削除する。
これに伴って、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原
材料)リスト」の「イチイ(アララギ)」の記載をすべて削除する。
食薬区分により、成分・素材は「専ら医薬品リスト」と「非医薬品リスト」の2つのリストに整理されている。「専ら医薬品リスト」に記載された成分や植物などの部位は、食品の原材料として使用できない。
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