女性の38.1%が「高価な化粧品ほど効果がある」と勘違い

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 (株)アースケアが20~30歳の女性100人を対象に行った「化粧品の効果」に関する調査の結果から、女性の38.1%が「高価な製品ほど効果がある」と考えていることがわかった。同社では、「高価な製品=効果がある」という認識について、希少な成分などを配合した化粧品であっても、劇的な変化は期待できないとの見解を示している。

 「高価な製品ほど効果がある」と回答した人は38.1%を占め、1万円・3000円・500円の化粧水のうちどれかを購入しなければならない場合、多くの女性が真ん中の「3000円の化粧水」を選んだ。これは、高価なものは価値があって、安いものは理由(リスク)があると考えるためという。

 同社によると、化粧品の価格は原料代・製造費・開発費・容器代・広告費・販売費で決まり、多くの企業が希少な成分や流行の成分などの開発に莫大な費用を投資しているという。その理由として、製品の希少価値を高め、売上を伸ばすことを挙げた。

 その分、化粧品の価格も上昇し、消費者は「高価な製品=効果がある」という認識になりがちと指摘。しかし、化粧品は医薬品でないため、希少な成分などが入っている製品を使用しても、劇的な変化はないとの見解を示した。

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