ジャクソン・ラボラトリー・ジャパンはこのほど、Avidity Scienceとの協業で、AIによる⾮侵襲の⾏動モニタリングを可能にした⾰新的ホームケージモニタリングシステムを国内で販売開始すると発表した。
同製品は、⽶Allentown社製IVCシステム「Discovery」と、⽶国ジャクソン研究所が開発した「Envisionソフトウェア」を統合したもの。実験動物の⾏動や⽣理状態をリアルタイムに可視化するクラウドベースのAIモニタリングソリューションとなる。
従来の動物実験では、動物の⾏動や健康状態を⼈的に観察・記録する⽅法が主流で、データの主観性や再現性、夜間や⾮観察時間帯のギャップが課題だった。
同製品は、⾼感度カメラ、⽩⾊光と⾚外線照明を備えたIn Vivo View(IVV)モジュールがケージ上部から動物を常時撮影し、AIが映像から運動量・摂⾷・飲⽔・呼吸数・睡眠・てんかん発作の特徴などを⾮侵襲的に解析する。
取得データはクラウド上で⾃動保存・共有され、複数拠点での解析や並⾏実験にも対応できる。


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