少量のタンパク質摂取でも筋肉量が増加

「食」の機能性

 (株)明治は10月26日、少量でもタンパク質の摂取が筋肉量の増加に有効で、筋力トレーニングによって効果がより高まるというメタアナリシス研究の成果を発表した。

 92の研究論文(合計4,741人分)のデータを分析したところ、1日あたり「0.1g/㎏体重」という少ない量のタンパク質の摂取でも、筋肉量の増加につながることが判明。「1.3g/㎏体重」に達するまでの範囲では、摂取量の増加に伴って顕著に筋肉量が増加することがわかった。

 タンパク質の摂取量が「1.3g/㎏体重」を超えると、筋力トレーニングを習慣的に実施する人で、筋肉量が効率的に増加する傾向がみられたと報告している。

コメント