(公財)日本健康・栄養食品協会は4月8日、メディア懇談会を開催し、特別用途食品制度に「サルコペニア用食品」を新設するよう消費者庁へ要望する方針を公表した。
日本メディカルニュートリション協議会、日本流動食協会と連携し、要望に向けた準備を進める。サルコペニア患者の健康保持に適した食品を「許可基準型の特別用途食品」に位置づけることを求める計画だ。
特別用途食品の「えん下困難者用食品」については、風味の違う商品を一括して申請できるように、通知改正を求める方針という。
また、消費者庁が予定している機能性表示食品の「届出」の事前確認について、同協会は事前確認団体としての参画を目指すと説明した。試行段階だった2021年度の受託件数は14件にとどまったが、22年度は60件を目標に置いている。
(木村 祐作)
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