日本・カナダ間で有機酒類の相互認証

食品/飲料

 農水省によると、8月31日から、有機JAS認証を受けた有機酒類について、有機(organic)表示を付けて、カナダへ輸出できるようになった。輸入についても、カナダの制度による認証を受けた有機酒類を輸入し、JAS制度に基づき「有機」などと表示することが可能となった。

 これまで、酒類を除く農産物、畜産物、加工食品については、日本とカナダとの間で有機JAS制度に基づく輸出入が行われていた。2022年10月から有機酒類が有機JASの対象になったことから、農林水産省と国税庁がカナダと協議を行った結果、有機酒類についても、有機JAS制度に基づき輸出入できるようになった。

 2022年10月から有機酒類に有機JASマークの表示ができるようになってから、今回カナダが初の相互承認国となった。これにより、有機食品の輸出入に係る手数料や手間が軽減され、輸出の増大が期待されるという。

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