(株)明治と神奈川歯科大学は11月11日、高齢者施設の入居者を対象とした観察研究によって、乳酸菌で発酵させたヨーグルトを摂取している施設では、風邪の罹患者数が少なく、入居者のヒトコロナウイルス229E(風邪症状群の原因となるヒトコロナウイルスの1種)に反応する唾液中IgA抗体量が増加することを確認したと発表した。
今回の研究により、ヒトコロナウイルスに反応する唾液中IgA抗体量の増加が、風邪の罹患リスクの低減効果に寄与している可能性が示唆されたとしている。
同社にとって、ヒトコロナウイルスに反応する唾液中IgA抗体については初めての研究成果という。
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