明治、乳酸菌の継続摂取による胃不快感の改善効果を確認

「食」の機能性

 (株)明治はこのほど、同社が保有する乳酸菌「Lactobacillus paragasseri OLL2716(OLL2716株)」の継続摂取によって、胃の痛みといった不快感の改善効果と、胃の不調に起因するストレスの軽減効果が認められたと発表した。

 食後の胃の不調がある健常な成人を対象としたヒト試験で、OLL2716株を含むヨーグルトを継続摂取させたところ、胃の痛みが有意に改善された。また、胃の不調に起因するストレス(全般的な精神的影響やいらだちを含む)も有意に改善されたという。

 胃の細胞を用いた研究では、OLL2716株の作用メカニズムの一つとして、胃におけるグレリンの分泌促進が関与している可能性が示唆されたと報告している。

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