景表法に基づく返金措置の開示を申入

表示・広告規制

 消費者支援機構関西は2月28日、健康食品の広告・表示が景品表示法違反に問われたモイストの購入者への返金措置について、情報開示を求める申入書を消費者庁長官へ送付したと発表した。

 同社は2019年3月、酵素入り健康食品の表示が景表法で禁止する優良誤認表示に当たるとして、消費者庁から措置命令を受けた。その後、景表法に基づく返金措置を実施した。消費者支援機構関西は同社に返金状況の報告を求めたが、「非開示」の回答が寄せられたという。

 同社が適切に返金措置を実施したかどうかを判断するため、消費者庁に対し、返金実績などの開示を求めたとしている。

(木村 祐作)

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