東京都、輸入サプリから医薬品成分を検出

「食」の安全性
※東京都の発表資料より

 東京都はこのほど、都内で販売されていた健康食品を検査したところ、1製品から医薬品成分が検出されたと発表した。都は輸入者と販売店舗(新宿区)に対し、販売の中止と自主回収を指示した。

 医薬品成分を含有していたのは、牡蠣の抽出物を配合したサプリメント「SUPER DX(スーパーデラックス)」。中国が原産国で、輸入者は(株)リブラ(東京都文京区)。

 1カプセルあたり、「N-フェニルプロポキシフェニルカルボデナフィル」が14~15mg検出された。N-フェニルプロポキシフェニルカルボデナフィルは、勃起不全に適応した「シルデナフィル」と類似の化学構造を持ち、健康被害が発生する恐れがあるという。

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