東京都の高齢者被害特別相談、609件の相談寄せられる 「通販」が最多

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 東京都は10月28日、高齢者被害特別相談を実施した結果、合計609件の相談が寄せられたと発表した。

 特別相談は9月13~15日に実施。相談内容は通販に関するものが最も多く、訪問販売や訪問購入に関する相談件数も昨年よりも増加した。

 インターネット通販で注文した商品が届かないといった苦情や、申し込んでいないのに動画配信サービスの有料番組の料金が引き落とされているといった相談が寄せられた。

 都は「代金を支払ったのに商品が届かない」という相談について、詐欺の可能性が高く、返金は極めて困難と思われると指摘。「サイトに運営事業者名、事業者の所在地、電話番号が記載されていない」、「サイトの日本語表現が不自然」、「支払方法が現金による前払いのみ」、「代金の振込先口座が個人名義」などの場合は注意が必要と呼びかけた。

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