2020年度に消費者庁へ届け出された機能性表示食品の件数は、過去最多の1,067件に確定した。同制度の施行以降、初めて年間1,000件を超えた。
20年度には、これまで見られなかった新たな機能性表現が登場。もっとも注目されたのが、「免疫機能の維持に役立つ」という表現。プラズマ乳酸菌を配合した関連商品は、現時点で16品を数える。
また、「膣内の調子を整える機能」、「排尿に行くわずらわしさを和らげる機能」の表現も業界内で話題となった。
ミネラルの吸収促進に着目した表現も登場し、「食事に含まれる鉄、カルシウム、マグネシウムの吸収を促進する機能」と表示している。
(木村 祐作)
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