消費者庁は6月22日、エキストラバージンオリーブオイルの表示に関する公正競争規約（案）などを公表した。7月22日までパブリックコメントを募集する。寄せられた意見を踏まえ、告示や協議会設立の手続きを経て運用を開始する。
公正競争規約（案）によると、エキストラバージンオリーブオイルとは、オリーブの果実のみから、機械的または物理的な手段によって得られる油脂のうち、一定の要件を満たすものをいう。
また、施行規則（案）では詳細を規定。名称は「食用オリーブ油」とする。グレードについては、「エキストラバージンオリーブオイル」「エキストラバージン」などと表示する。
禁止する不当表示として、「特選」「特級」「デラックス」といった用語を挙げた。ただし、根拠を明確に示せば、「厳選」「プレミアム」「スーパー」などは使用できる。
根拠もなく、「生」「フレッシュ」などと表示することも禁止する。
（木村 祐作）
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