消費者庁、だいにち堂に課徴金納付命令

表示・広告規制

 消費者庁は2月3日、(株)だいにち堂(長野県安曇野市)に対し、サプリメントの摂取で目の症状を改善できると誤認させる表示を行ったとして、景品表示法に基づく課徴金370万円の支払いを命じた。

 消費者庁の調べによると、同社は2016年6月27~30日の期間、日刊紙にサプリメント『アスタキサンチン アイ&アイ』の広告を掲載。そのなかで、「ボンヤリ・にごった感じに!!」、「60代でも衰え知らずが私の自慢!!ようやく出会えたクリアでスッキリ!!」などと、同商品を摂取するだけで目の症状が良くなると思わせるような表示を行っていた。

 今回の事件について、同社は措置命令(17年3月)を不服として、18年8月に消費者庁を相手取り、行政処分の取り消しを求めて提訴。現在も裁判は続いている。

写真:広告例(消費者庁の発表資料より)

(木村 祐作)

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