血中D濃度が高いことによる認知症の予防効果は確認されず

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 国立がん研究センターが発表した多目的コホート研究の結果によると、血中ビタミンDの濃度が高いことによる認知症の予防効果は確認されなかった。

 今回の研究は、1995年と1998年に全国の5地域に在住していた45~74歳の約1万3000人の男女を2016年まで追跡して、血中ビタミンD濃度と認知症との関連を調べた。

 分析の結果、対象者全体で見ると、血中D濃度が最も低いグループに比べ、最も高いグループで認知症リスクが統計学的に有意に約30%高く、血中D濃度が高いことによる認知症の予防効果は見られなかった。

 年齢層別の解析では、血中D濃度が高い高齢層で認知症リスクの上昇が見られたが、この関連は中年層では認められなかった。

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