国立がん研究センターが2月4日発表したコホート研究の結果によると、食物繊維摂取量が多い人ほど、認知症リスクが低くなる傾向にあった。
1995年と98年に全国の5地域に在住していた45~74歳の約4万1,000人の男女を対象に、2016年まで追跡して、食物繊維の摂取とその後の認知症との関連を調査した。
その結果、食物繊維摂取量が多いほど、認知症リスクが低い傾向にあった。また、豆類を除く各摂取源からの食物繊維摂取量が多いほど、認知症リスクが低いことがわかった。
これまでに行われた研究(1件)でも、食物繊維摂取量が多いほど認知症リスクが低いことが報告されている。 今回の結果は、食物繊維の摂取による肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった動脈硬化の危険因子の発症抑制効果が、認知症発症リスクが低いことと関連したと考察している。

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