東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループ(永田宏次教授ら)は2月19日、黒ウコンに含まれるポリメトキシフラボノイドが長寿遺伝子(SIRT1遺伝子)を活性化させることを確認したという研究成果を発表した。
試験管内の試験で、黒ウコン由来ポリメトキシフラボノイドのSIRT1遺伝子に対する作用を調べたところ、レスベラトロールよりも強くSIRT1遺伝子を活性化させたという。ヒト由来培養細胞を使用した試験では、ポリメトキシフラボノイドがレスベラトロールよりも明らかに、細胞内のSIRT1遺伝子を活性させることを確認したとしている。
(木村 祐作)
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