1日500mgのラクチュロース摂取で⼤腸内のビフィズス菌が増加 

健康食品/サプリメント

 森永乳業は12月17日、ヒト試験により、1⽇500mgのラクチュロースの摂取で、腸内のビフィズス菌が増加することを確認したと発表した。

 今年2月~4月、健康な成人の男女78人を対象に、ランダム化⼆重盲検プラセボ対照クロスオーバー⽐較試験を実施。対象者を2群に分けて、プラセボまたはラクチュロース(500mg/⽇)を含む⾷品のいずれかを4週間にわたって毎⽇摂取してもらい、2週間の休⽌期間を経て、もう⼀⽅の⾷品を4週間にわたって摂取してもらった。

 その結果、1⽇わずか500mgのラクチュロースの摂取でも、腸内のビフィズス菌が増加することを確認したと報告している。

 従来、健常成⼈を対象としたランダム化⼆重盲検プラセボ対照試験の結果から、ラクチュロースが腸内環境のビフィズス菌を増やすための最低有効⽤量は2gとされていた。

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