東京都がまとめた2021年度上半期の「消費生活相談の受付状況と傾向」によると、21年4~9月に寄せられた消費者相談件数は前年比11.2%減の1万4,270件となった。商品別では「健康食品」に関する相談が激減した。
商品・サービス別で見ると、1位「レンタル・リース・貸借」(1,042件)、2位「商品一般」(807件)、3位「役務その他」(689件)。
4位の「化粧品」(589件)は、シャンプーや乳液などの定期購入に関する相談が増加。10位の「健康食品」(325件)は同63.6%減に激減した。
新型コロナ関連の消費者相談は582件。上半期の各月で120件を下回った。商品・サービス別では1位「保健衛生品」、2位「結婚式」、3位「行政サービス」の順となった。
保健衛生品については「海外から身に覚えのないマスクが届いた」、「インターネット通販でマスクを注文。クレジットカード決済をして20日経過してもまだ届かない」などの相談が寄せられた。
(木村 祐作)
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