【寄稿/第24回】乳酸菌生産物質の企業広告

寄稿・ブログ

(株)光英科学研究所 代表取締役会長

村田 公英 氏

乳酸菌代謝物で健康増進への「手応え」を感じる時代に

 この度、長年に渡り使ってきた当社の企業広告を改訂した。

 今までは、“人の健康は乳酸菌の「菌体」から「代謝物」の時代に”というタイトルで、企業広告をさまざまなメディアで表明してきた。

 ただ、最近になって乳酸菌業界に大きな変化が見られ、大手メーカーが乳酸菌関連の機能性表示食品の販売に主力を置くようになり、大々的な宣伝が功を奏してかつてない売上を達成し、乳酸菌代謝物への関心も高まりつつある。

 「乳酸菌は体にいい」という言い伝えに興味があって、乳酸菌の食品やサプリメントを長期間試していた方々にとって、乳酸菌の代謝物で健康増進への「手応え」を感じることができる時代になったと思う。

 乳酸菌の代謝物の健康食品を世の中に広める仕事をしてきた私にとって、やっと時代が追い付いてきて、ようやく「花が開いた」と感じる昨今である。

代謝産物は「乳酸菌の花」

 そこで、当社の新しい企業広告には、乳酸菌のつくり出した代謝産物を「乳酸菌の花」としてタイトルに掲げた。

 100年以上前に諸外国から日本へ入ってきた乳酸菌にやっと花が咲いた。そして、人生100年時代も、もはや常套句となった。

 100歳以上のセンテナリアンに話を聞くと、皆決まって「病気をしたことがない」との答えが返ってくる。

 歳を重ねても健康であり続けている人の秘訣はさまざまだが、やはり、人が生まれたときから体内に持っている多くの種類から成る乳酸菌がつくり出した「多様な代謝産物」が、健康に寄与しているのではないかと推察される。

 私もあと6カ月で83歳になる。残る人生、世の中の皆様の健康のために余力を尽くす所存である。

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