民間調査会社の帝国データバンクの発表によると、食品の値上げは8月中にも年内累計2万品目を超えると予測される。
食品の値上げは、小麦や油脂の世界的な価格高騰、原油価格の高騰に伴う物流費や包装資材費の上昇などが要因だったが、今夏以降は、急激な円安による輸入コストの上昇が要因に加わった。
分野別で見ると、7月末までに加工食品が7,794品目、調味料が4,350品目、酒類・飲料が3,732品目、菓子が1,192品目で値上げを実施。秋以降もその勢いは弱まる気配がなく、10月だけで約6,300品目で値上げが計画されているという。
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