プラズマ乳酸菌の新型コロナ増殖・発症抑制研究を採択

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 キリンホールディングス(株)は8日、プラズマ乳酸菌を使用した新型コロナウイルス増殖・発症抑制の研究が、(国研)日本医療研究開発機構(AMED)が公募した2022年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に採択されたと発表した。

 感染症対策で自然免疫を介したアプローチは、公衆衛生の向上に貢献するために有効な手段となり得ると評価された。

 プラズマ乳酸菌は、プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化し、インターフェロンの産生を促すなど、自然免疫を高める機能を持つ。同社では、国立感染症研究所との共同研究で、プラズマ乳酸菌で刺激したpDC培養上清によって、新型コロナウイルスの増殖を抑制することを確認済みという。

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