徳島大学、京都府立医科大学、医薬基盤・健康・栄養研究所はこのほど、宇宙における「食」と「運動」のプロ養成に関する協定を締結した。
文部科学省の宇宙航空科学技術推進委託費「長期宇宙滞在者を食と運動で支える“宇宙専門管理栄養学療法士”の育成」に、同大学院医歯薬学研究部医学域生体栄養学分野の二川健教授が代表者として採択されたことを受けたもの。
徳島大学大学院に来年4月、「宇宙栄養学」「災害栄養学」を専門的に学ぶコースを開設する。京都府立医科大学大学院の「リハビリテーシ学」と連携して、宇宙における「食」と「運動」の専門家を養成する。
有人宇宙開発計画では、安全に宇宙で長期滞在するために、特殊環境に適応した「食事」や「運動」の開発が必須となる。宇宙での「食事」や「運動・リハビリテーション」に詳しい専門家を養成することで、有人宇宙開発の発展に寄与するとしている。
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