(株)光英科学研究所 代表取締役会長
村田 公英 氏
16種35株のチームが“レジェンド”に
前回、前々回のブログ記事で、乳酸菌生産物質の製造の要となる16種35株の乳酸菌・ビフィズス菌について説明した。
このチームこそが、長い年月をかけた研究の成果であり、乳酸菌生産物質をつくり出すレジェンド(語り継がれるべき意義深い事柄)として確立できた。
最近の健康食品市場を見ると、乳酸菌の効果を表示した商品が機能性表示食品として次々と上市されてきている。
機能性表示食品として健康への効果を表示するためには、機能性に関与している成分(機能性関与成分)の特定が必要となる。しかし、各商品の届出資料を見ると、使用した乳酸菌の菌株までとなっているため、真の機能性関与成分が何であるのかが明らかにされていない。
商品によっては、乳酸菌そのものが機能性関与成分ではないと考えられる。その場合、機能性関与成分は乳酸菌がつくり出した成分であることに間違いなく、単一の機能でありながらも健康に役立つ効果があるという証明になっている。
乳酸菌がつくり出す物質の効果が証明される傾向に
筆者は乳酸菌がつくり出す物質が健康にいいということが、少しずつ証明されていく良い傾向だと思っている。
乳酸菌生産物質は相性の良い16種35株の乳酸菌・ビフィズス菌を使うことから、つくり出す成分も多種類に及び、多様な効果が集大成されて総合的に健康に関与すると考えている。
つまり、長寿時代を健康で生き抜くためには、乳酸菌生産物質は生活必需品であるということが徐々に広まってくると確信している。
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