フジッコ(株)は17日、黒大豆ポリフェノールによる睡眠の質の改善効果を確認したと発表した。5月24日〜25日に神戸国際会議場で開催される「第76回日本酸化ストレス学会学術集会」で発表する。
研究は69人(20~65歳の男女)を対象に、黒豆ポリフェノール高用量(300mg/日)を摂取する群、低用量(100mg/日)を摂取する群、黒豆ポリフェノールを含まないプラセボを摂取する群の3群に分けて実施。各試験食を12週間摂取してもらい、OSA睡眠調査票で睡眠の質を評価した。
その結果、黒豆ポリフェノールを摂取することにより、睡眠の質(起床時眠気、入眠と睡眠維持、疲労回復、睡眠時間)が改善されることを確認した。特に、高用量の摂取では、より顕著な効果が示されたという。
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