腸内環境とストレスの関係…消費者の約半数が理解不足

「食」の機能性

 大正製薬が2月8日発表した「ストレスと腸活に関する意識調査」の結果から、腸内環境とストレスが密接に影響していることを知らないと回答した人は、全体の約半数を占めることがわかった。

 調査は2023年12月、20~69歳までの男女400人を対象に、インターネットを活用して実施した。

 腸内環境とストレスが密接に影響していることについて、「知らなかった」が31.8%、「聞いたことはあるがよくは知らない」が19.0%を占めた。

 ストレスがたまるとどうなるかと質問した結果、「イライラする」(53.7%)、「気分が沈みがち/やる気が出ない」(41.3%)、「夜なかなか寝付けない」(33.0%)の順に多かった。

 また、腸内環境を整えるために気を付けていることは、1位が「ヨーグルトや乳酸菌飲料を摂る」(44.0%)。次いで「こまめに水分」(29.3%)、「発酵食品」(28.5%)が続いた。ストレス発散法は、男女とも「寝る」(男性31.0%、女性39.5%)が最も多かった。2位は男性が「お酒」(25.0%)、女性が「食べる」(31.0%)だった。

 ストレスがかかるのは、男性が「時間の余裕がないとき」(31.5%)、女性が「人間関係で悩みがあるとき」(40.0%)がトップとなった。

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