コーセーは4月16日、日やけにより運動時の疲労が高まることを血中の疲労マーカーの変化から確認したと発表した。
紫外線はシミやシワの原因の1つであることが知られいる。一方、日差しの強い日に運動すると、よりいっそう疲れを感じるように、紫外線と疲労の関係も注目されている。目から入った紫外線は酸化ストレスを生じ、疲労を感じさせることが知られているが、肌への紫外線の影響については十分に科学的検証が行われていなかった。
そこで同社では、運動時の日やけと疲労の関係、日やけ止めによる疲労軽減の効果を検証した。
運動時の日やけと疲労の関係を明らかにするため、健康な男女20人に、半そで半ズボンの日やけをしやすい服装で、屋外でエアロバイクを漕ぐ規則運動を120分間行ってもらった。その際、紫外線保護メガネを着用してもらい、目からの紫外線の影響を除外した。同様の試験を日の当たらない屋内でも実施した。
試験の結果、日やけにより運動時の疲労が高まることを血中の疲労マーカーの変化から確認。また、屋外での運動時に日やけ止めを使用することで、疲労感が軽減される可能性を確認したという。
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