米ぬか由来成分の加齢に伴う症状に対する効果を確認

食品/飲料

 築野グループは、米ぬか由来成分の加齢に伴う症状に対する効果について、8月29日~31日に開催される日本食品科学工学会第71回大会で発表する。

 同社は、米ぬか由来イノシトール、フェルラ酸について、加齢に伴う症状に対する予防効果を細胞試験とヒト予備試験によって検証した。

 軟骨前駆細胞に対してイノシトールを添加することで、細胞増殖促進効果を確認。これに加えて、イノシトール添加により、軟骨形成に関わる因子であるCOL2、Aggrecanの発現量が上昇したとしている。

 また、小規模のヒト試験で、Cognitraxによる認知機能検査を実施。その結果、フェルラ酸摂取群で総合記憶力、視覚記憶力、実行機能の認知機能領域スコアで改善傾向が示されたという。

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