富士経済が発表した調査結果によると、機能性表示食品の国内市場規模は、2024年に前年比5.2%増の7,274億円に拡大すると見込まれる。
近年の市場動向を見ると、「Yakult1000」をはじめとした睡眠関連の商品が支持されてきた。これに加え、無糖茶やドリンクヨーグルトといった従来の一般食品が、機能性表⽰⾷品にリニューアルされる動きもあり、市場拡大が続いている。
2024年は市場をけん引してきた睡眠関連のブームが沈静化したため、伸びが鈍化したが、拡⼤傾向は続いたとみられる。
また、免疫機能の維持やストレス緩和に関する商品群が⾼成⻑を遂げてきたが、市場が飽和しつつあるなか、参⼊企業では新規顧客の獲得からミドルユーザー・ヘビーユーザーの育成へと軸⾜を移す動きも見られるという。
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