矢野経済研究所が発表した健康⾷品の受託製造市場に関する調査結果によると、2024年度は前年⽐2.2%増の1,761億3,000万円となり、2025年度は同1.8%増の1,793億円が見込まれる。
市場拡⼤の主な要因として、インバウンドを含む海外需要の取り込み、原材料費や加⼯費の価格改定による取引⾦額の上昇を挙げた。
また、国内需要の伸び悩みを受けて、海外需要の開拓が活発化していると分析している。越境EC、⼀般貿易による輸出、⼤⼿受託メーカーを中⼼とした海外企業との直接取引が進行中。国内市場の⼤幅拡⼤が⾒込めないことから、⼤⼿から中堅の受託製造企業では、海外需要の取り込みなどが経営上の重要課題に浮上しているという。

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