代替タンパク質の世界市場規模 2024年は約5,723億円と推計

食品/飲料

 矢野経済研究所がこのほど発表した調査結果によると、2024年の代替タンパク質の世界市場規模(植物由来⾁、植物由来シーフード、植物由来卵、培養⾁、培養シーフード、植物細胞培養⾷品、昆⾍タンパクの合計)は、メーカー出荷⾦額ベースで約5,723億円と推計される。

 植物を主原料とする代替⾁市場は、環境負荷の低減や⾷の多様化への対応といった観点から、注⽬を集めているという。畜産と比較して、⽔の使⽤量や温室効果ガスの排出を抑えられることに加え、世界的な⼈⼝増加による⾷料需要の拡⼤などが市場拡⼤の要因と分析している。

 2030年の世界市場規模は、メーカー出荷⾦額ベースで約1兆652億5,100万円と予測。その後も拡⼤基調で推移し、2035年には約5兆4,716億万円、2040年には約43兆2,497億円に達すると予測している。

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