【寄稿/第55回】乳酸菌生産物質の製造の特徴⑫ 健康寿命と大腸発酵タンク

寄稿・ブログ

(株)光英科学研究所 代表取締役会長

村田 公英 氏

経年劣化で善玉菌チームの活力低下

 今回は私たちの大腸発酵タンクの働きと健康寿命についての話を進めていく。

 平均寿命が延び続けている日本においては、介護や支援が必要な期間を減らして人生の質を高めるためには、健康寿命を延ばすことが非常に重要とされている。

 そのための具体的な行動として、食事の改善、身体活動の増加と運動習慣、質の良い睡眠とストレス管理、社会参加と生きがい等が提言されているが、人の腸内タンクの中で善玉菌チームがつくり出す健康に必要な代謝産物(乳酸菌生産物質)を長年に渡り研究している私としては、健康寿命を延ばすには人の腸内発酵タンクをメンテナンスすることが最も重要であると考察している。

 メンテナンスの目的としては、腸内善玉菌チームの代謝産物(乳酸菌生産物質)の量を若い人が生産している健康のための充分な量に復活させることだが、残念ながら人の経年劣化により善玉菌チームの活力が落ちていて復活できない。

 栄養分を充分に与えても菌の活性は復活できない現実がある。ましてや、腸内には多種類の腸内菌が混在しており、劣化が進まないように腸内発酵タンク内の環境を整備する必要がある。

生きた善玉菌を補充しても定着は困難

 生きた善玉菌を補充してみても定着することは困難であり、充分な発酵もできず、代謝物も作れず通過菌となる。残る作戦として、体の外の工場でつくり出した乳酸菌生産物質が健康寿命延長のためになるということになる。

 光英科学研究所は16種35株の善玉菌チームを共棲培養にて確定して、長年に渡り乳酸菌生産物質と名付けて製造してきた。

 奇しくも時代が健康寿命を訴求する長寿の時代になった。やっと先代の研究所長が「健康には乳酸菌生産物質」と国会にて提言したことが理解してもらえる時代が到来して感無量である。

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