カード型除菌グッズの表示が景品表示法に抵触するとして、消費者庁は6月25日、Salute.Lab(株)(大阪市中央区)に対し、課徴金1,559万円を納付するように命令したと発表した。
消費者庁の調べによると、同社は自社ウェブサイトで、カード型除菌グッズ『イオニアカードPLUS』について、「カードを身につけるだけで空気のトラブルからあなたを守る」や「花粉」「ウイルス」などと宣伝。除菌グッズから発生するイオンが働きかけて、半径1.5~2メートルの身の回りの花粉などを除去し、ウイルス・菌を寄せつけないと標ぼう。しかし、これらの効果を立証できる合理的な根拠はなかった。
このため、消費者庁は同社に課徴金1,559万円の納付命令を出した。
(木村 祐作)
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