【寄稿/第3回】多様性から生まれる乳酸菌生産物質の世界

寄稿・ブログ

(株)光英科学研究所 代表取締役会長

村田 公英 氏

 昨今、新聞やテレビ・ラジオなど多数のメディアで、「多様性」という言葉を耳にすることが多くなった。

 「多様性」とは、「いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富むこと」である。「生物の多様性を保つ」などといった形で用いられている。

 さまざまな種類が存在し、変化して創造される世界。そして、違うものたちが協働して調和する世界とも言えるのではないか。

 私は「多様性」という言葉を聞くたびに、それは乳酸菌生産物質の素晴しい働きにつながっているのではないか、と考える。

 乳酸菌生産物質の製造工程を簡単に振り返る。

 まず前提として、人には生まれたときから腸内にたくさんの微生物が棲んでいて、その人の健康が守られている。

 乳酸菌生産物質は、腸内に棲む微生物であるビフィズス菌や乳酸菌を厳選したうえで、16種35株という多くの種類によって集大成したチームを、微生物が発酵しやすい理想的な環境で共棲培養方式によって120時間培養し、代謝物を抽出して出来上がる。

 ビフィズス菌・乳酸菌が多種類集まって協力して出来上がったものであり、まさに多様性が生み出した産物である。

 日々、人の腸内細菌が代謝している健康物質を体外の工場で再現し、皆様の健康生活に取り入れてほしいという考えの下、完成したものである。

 私たちの健康を守ってくれているお腹の中の腸内細菌は、多様性の中で人間と共に人生を歩んでいるパートナーと言えるかもしれない。

 このパートナーと共に、健康で明るい生活を送りたいと私たちは常に考えている。

 しかし残念なことに、不規則な生活やバランスの良くない食生活、過度なストレスなどで、身の回りは健康を脅かす要因であふれているのが現状と言わざるを得ない。

 これを解決するのが、多様性から生まれた乳酸菌生産物質による腸内へのサポート。腸内細菌のバランスを整えるだけでなく、その成分が直接的に健康物質として働く。

 乳酸菌生産物質は長い年月にわたり、多くの皆様にご愛用いただき好評をいただいている。このことは科学的エビデンスに匹敵する大変に重要なことであり、乳酸菌生産物質がさらに広く発展して、世界の人々の健康増進に貢献していくことを私は確信している。

 自分の健康は自分で守るほかない。健康な毎日を送るために、自分の生活と自分のパートナーである腸内細菌と、その多様性が生み出す世界に改めて目を向けてほしい。

 あなた自身の腸内細菌と上手に付き合い、その声を聞くことが健康長寿には一番大切なことと思う。

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