農林水産省は11月5日、大豆を原材料に使用して、食肉製品の外観や風味を真似て製造される大豆ミートの日本農林規格(JAS)案を公表した。
規格案は「大豆ミート食品」と「調製大豆ミート食品」の2つ。「大豆ミート食品」については、肉と同じような繊維感や粒感、ミンチ・スライス・ブロックなどの形状に加工することが要件。原材料はアミノ酸スコアが100の大豆原料を使用する。大豆タンパク質含有率が10%以上、あらゆる動物性原材料を使用しないことも求めている。
「調製大豆ミート食品」については、形状のほか、大豆タンパク質含有率が1%以上、卵と乳を除く動物性原材料を使用しないことなどを要件としている。
(木村 祐作)
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